Enjoyed this article?
Support oka-project
Translation pending
VRChatを遊んで身についた知識を、気軽に試せる検定があったら面白そう。そんな発想から、5分野・20問の「VRChat総合検定」を作りました。75点以上で合格すると、QRコードで照合できる合格証書とデジタル認定証を発行。診断とは少し違う、テスト形式のコンテンツを作った理由や、こだわった仕組みを紹介します。
Enjoyed this article?
Support oka-project
VRChatを遊んでいると、ワールドの移動方法やインスタンスの仕組み、フレンドとの交流、アバターの表示設定など、自然といろいろな知識が身についていきます。
普段はあまり意識しませんが、VRChatをある程度遊んでいる人なら、始めたばかりの頃には知らなかったこともたくさんあるのではないでしょうか。
そうした知識を、テストのような形で気軽に試せたら面白そうだと思い、「VRChat総合検定」を作りました。
VRChatに関する5分野から20問が出題され、15分以内に回答する非公式の検定です。合格すると、名前を入れた合格証書やデジタル認定証を発行できるようにしています。
今回は、この検定を作ろうと思ったきっかけと、ちょっとこだわって作った仕組みについて紹介します。
これまで自分は、VRChatに関連する診断コンテンツをいくつか作ってきました。
診断は、回答から自分の傾向やタイプを知る楽しさがあります。一方で、もう少し違う方向のコンテンツも作ってみたいと思っていました。
そこで考えたのが、VRChatに関する知識を試せる検定です。
自分自身、資格の勉強をしていたこともあり、問題を解いて点数が出たり、合格・不合格が判定されたりする仕組みには、診断とはまた違った面白さがあると感じていました。
ただ、VRChat総合検定で目指したのは、専門的な知識を持つ人だけが合格できるような難しい試験ではありません。
普段VRChatを遊んでいる人が、これまでの経験を使って気軽に挑戦できる検定。
かといって、VRChatについて何も知らなくても簡単に満点が取れてしまうものではなく、実際に遊んできた経験が少し生きるような内容にしたいと考えました。
気軽に参加できるけれど、きちんとテストとしての手応えもある。そんなバランスを目指しています。
検定は5分野に分かれていて、それぞれ4問ずつ、合計20問が出題されます。
扱っているのは、VRChatで遊んでいると比較的触れる機会の多い内容です。
一部に知らない言葉が出てくることはあるかもしれませんが、特定の機材や高度な改変技術の知識がなければ解けないような検定にはしないようにしています。
PCVRでもQuest単体でも、普段の遊び方が違っていても挑戦できる内容を意識しました。
また、出題は単純に正しい選択肢を一つ選ぶ問題だけではなく、誤っているものを選ぶ問題や、複数の選択肢を選ぶ問題もあります。
毎回同じ20問が出題されるわけではなく、用意した問題候補から出題される仕組みにしているので、再挑戦した際に違う問題に出会うこともあります。
試験時間は15分で、1問5点の100点満点です。75点以上を取ると合格になります。
15分という時間制限を設けたのは、実際の検定らしさを出したかったことに加えて、調べながら時間をかけて回答するよりも、今持っている知識で挑戦する方が面白いと考えたためです。
もちろん、検索やAIを使えば答えを調べることはできるので、不正を完全に防止できるわけではありません。それでも、ある程度の制限時間があることで、自分の知識を試す体験に近づけられると思っています。
難易度は、あくまでVRChatを遊んでいる人が気軽に受けられる初級寄りの内容です。幅広い人に合格してもらえるような検定を目指しており、合格率を極端に低くすることは考えていません。
もし不合格になっても、前回の提出から24時間が経過すれば再受検できます。
一度で合格を目指すのもよいですし、知らなかったことを確認してから、別の日にもう一度挑戦する楽しみ方もできます。
今回、特に作り込んだ部分の一つが合格証書です。
75点以上で合格すると、印刷にも使える合格証書と、SNSで共有しやすいデジタル認定証を画像として発行できます。
証書には任意の名前を入れられるので、VRChatで使っているハンドルネームを記載することもできます。
実際には気軽に遊べるファン検定なのですが、合格したらきちんと証書がもらえる方が、達成感もあって面白いのではないかと考えました。
そして、せっかく証書を作るなら、もう少し本格的な仕組みにしたいと思いました。
発行される合格証書とデジタル認定証には、照合用のQRコードが付いています。
QRコードを読み取ると専用の照合ページへ移動でき、認定された記録や得点、認定日などを確認できます。
さらに、証書に記載する名前についても、希望した場合には照合できる仕組みを用意しています。
これは公的な本人確認を行うためのものではありませんが、発行された認定証の記録を確かめられるようにしたかったためです。
単純に画像を発行するだけでも十分に楽しめるとは思います。ただ、自分自身が資格や検定に触れていたこともあって、「本当に合格した記録なのかを確認できる」という部分まで作り込む方が面白いと感じました。
非公式のファン検定ではありますが、このような少し本格的な仕組みも、楽しんでもらいたいポイントです。
技術的な部分でも、今回は少し違った作り方をしています。
これまで制作してきたブラウザ上の診断コンテンツとは異なり、VRChat総合検定では、回答した内容をサーバー側へ送信して採点する仕組みを採用しました。
問題を解く部分はブラウザで動きますが、合否の判定はサーバー側で行い、その結果をもとに証書を発行します。
ブラウザ内だけですべてを処理する方法も考えられますが、今回のように得点や合格記録を照合する仕組みまで用意するなら、採点と証明書の処理を分ける方が目的に合っていると判断しました。
また、受検中の進行状況はブラウザ側にも保持するため、途中でページを閉じても、同じブラウザで開き直して続けられるようにしています。ただし、試験時間はページを閉じている間も進むため、その点は注意が必要です。
検定として必要な仕組みを考えながら、普段の診断コンテンツとは少し違う開発ができたのも、個人的には面白い経験でした。
検定には、受検状況を確認できる統計表示も用意しています。
受検回数や合格率、得点の分布などを見られるほか、問題形式ごとの正答率も確認できる構成です。匿名の成績統計への協力は、受検前に選べるようにしています。
自分の得点だけを見るのも楽しいですが、ほかの受検者がどのくらい得点しているのかが分かると、また違った楽しみ方ができると思います。
高得点を目指す人もいれば、合格できれば十分という人もいるはずです。
あくまで気軽なファン検定なので、順位や点数にこだわりすぎず、VRChatに関する知識を試す一つの機会として楽しんでもらえればと思っています。
VRChat総合検定は、専門家向けの資格試験ではありません。
ワールドを巡ったり、フレンドと交流したり、アバターを使ったり、普段のVRChatで触れてきた知識を試せるように作った非公式のファン検定です。
特別な教材で勉強する必要はなく、基本的には今の自分の知識で挑戦してもらえれば十分です。
もちろん、普段触れていない分野の問題が出ることもあると思います。そうした問題を通して、VRChatには自分の知らなかった仕組みや文化もあるのだと気づく機会になれば、それも面白いのではないでしょうか。
自分の知識を試したい人はもちろん、フレンドと点数を比べてみたい人、合格証書を集めたい人にも遊んでもらえたらうれしいです。
今回は、VRChatの知識をテスト形式で試せる「VRChat総合検定」を作った理由と、その仕組みについて紹介しました。
作り始めた理由は、診断とは違う形で、普段VRChatを遊んでいる人が気軽に知識を試せるコンテンツがあれば面白そうだと思ったことです。
そこから、20問15分の試験形式、合否判定、QRコード付きの合格証書、成績統計など、少しずつ機能を加えていきました。
気軽に受けられる内容にしながらも、検定らしい体験や、合格したときの達成感を楽しめることにはこだわっています。
本検定はoka-vrc旅行記が制作・運営する非公式コンテンツであり、VRChat Inc.による公認・認定を受けたものではありません。
問題内容の誤りや改善してほしい点があれば、oka-projectのお問い合わせフォームからお知らせください。
ぜひ、自分のVRChat知識を試して、合格証書を手に入れてみてください。