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ModernなUIの地球儀を回して、「次にどの街へ移ろう」を決める
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「次にどの街へ移ろうか」を決めるとき、調べることが多すぎました。
生活費は Expatistan、ネット速度や治安は NomadList、ビザは各国の大使館サイト、
税金は記事や税務署…。バラバラのサイトを行き来して、最後は自分の頭の中で全部を
突き合わせる。その「統合する作業」こそが一番しんどい、と感じていました。
特にやっかいなのがビザと税金です。「シェンゲン圏は180日のうち90日まで」
「183日いると税務上の居住者になる」——ルールは記事に書いてあるけれど、
"自分のこの日程だと、あと何日いられるのか" は誰も教えてくれない。
読んで終わり、になってしまう。
NomadGrid は、この「読んで終わり」を「計算して、決められる」に変えたくて作りました。
見て楽しい都市カタログは、もう世の中にあります。
足りないのは "使うと意思決定が前に進む" 道具のほうだと思いました。
だからデータ量やコミュニティの規模で勝負するのをやめて、
「どこに行くか決める/ビザ・税金の不安を減らす/現実的な移動計画に落とす」——
意思決定の支援だけに振り切りました。コンセプトは "ノマドのための意思決定 OS" です。
もうひとつの動機は、個人 + AI でどこまで本気のプロダクトを組み上げられるか
試したかったこと。設計から実装まで Claude Code とペアを組み、100都市・4言語・
地球儀の地図・税務/ビザの計算機・AIアドバイザーまで、一人で通しで作りました。
・地球儀で世界を眺める地図:平面と地球儀をワンタップで切替。「世界のどこへでも
行ける」という気分から始めてほしくて、地図表現に一番こだわりました。
・推測値ではなく実データ:気候は過去10年の実測平均(Open-Meteo)、コワーキングは
OpenStreetMap、生活費は世界銀行 PPP、概要は Wikipedia から。仮の数字を、
できる限り実 API の値へ置き換えました。
・"記事" ではなく "計算機":シェンゲン90/180日、183日税務をその場で判定。
日付を入れれば残り日数が出ます。
・誠実であること:法的アドバイスはしない。必ず出典と更新日を出す。「2,000人が利用」
のような盛った数字は使わない。レビューもサンプルだと明記する。
信用を削るくらいなら、地味でも正直でいたい。
・細部:4言語の翻訳、コントラスト(WCAG AA)、文字サイズの統一、低スペック端末でも
軽い表示まで、見えないところも手を入れました。
NomadGrid は今もプレローンチ中で、毎日少しずつ磨いています。
「次の拠点」を探しているなら、まず地球儀を回してみてください。