地図の上に「声」が漂うSNS、kokolocation(ココロケーション)を作りました。
このサービスを作ったきっかけは、「現代の街には、人はたくさん住んでいるのに、人の声が聞こえない」という感覚でした。近所に誰が住んでいるのか分からない。地域の人と話す機会もほとんどない。その背景には、地域コミュニティの希薄化があると考えました。
それなら、インターネットを使って、かつての井戸端会議のようなものを現代的な形で作れないだろうかと考えました。とはいえ、顔も名前も知らない人たちが、いきなり直接会って会話をするのは、安全面的にもコミュ力的にも、難しいように思われました。
そこで考えたのが、その人が発した「声」だけを地図上に残すことでした。公園の上には「桜きれい」、駅の上には「電車遅れてる」、学校の上には「授業だるい」、会社の上には「早く帰りたい」。そんな何の役にも立たないような小さな言葉が街のあちこちに浮かび、それらが集まることで「都市の声」のようなものが生まれたら面白いのではないかと思いました。
そうして生まれたのが、
「空間に漂う、みんなの声。」
というkokolocationのコンセプトです。
投稿は、一般的な地図サービスのような「ピン」ではなく、地図上に吹き出しとして直接表示しています。地図を動かしていくと、その場所に残された誰かの声に出会える仕組みです。
一般的なSNSにあるフォローやタイムライン、検索といった機能は、あえて設けませんでした。インフルエンサーを追いかけたり、「役に立つ」情報を収集したりするのではなく、地図そのものを散歩して、その空間に漂う誰かの声と偶然出会うためです。
目指しているのは、私たちが失った「地域コミュニティ」を、現代的に再創造することです。
Project SUSOの3人で開発しました。
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