はじめに
初めてOSS(オープンソースソフトウェア)へのプルリクエスト(変更願い)がマージ(合流)されました。
プルリクエストを送った経験は人生で2回目だったのですが、今回、Unsloth Studioという、ローカルLLMのファインチューニングや推論を行うことができるOSSの日本語ロケール追加で貢献することができました。
- Unsloth Studio公式Docs
- Unsloth Studio GitHubリポジトリ
- feat(i18n): add Japanese locale support for the Studio UI catalog #6705
やったこと
いわゆる王道のルートです。ですが今回はPC容量がカツカツなのgit cloneはせず、全部ブラウザのGitHub上で済ませました。
1. 事前に、公式のGitHubリポジトリでi18nなどと検索し、言語の表示UI部分を把握
2. IssuesやPull Requestsjapaneseと検索し、過去に誰もやっていなかったことを確認
3. リポジトリをフォーク
4. 最近追加されたGemini in Chrome機能で実際のコードをGeminiと一緒に把握し、GeminiのProモードで一度日本語訳を生成
5. 自分自身でも確認し、翻訳漏れなどがあれば適宜修正
6. プルリクエストを送信
7. botによって翻訳漏れや翻訳ファイルを読み込ませるコードへの追記漏れといった点を指摘されすぐに修正(ここは何往復かありました)
8. 数日後、メンテナから「一部ハードコードされていて翻訳されていない部分があるからどうにかするか、あるいはプルリクエストの表題を変えてほしい」と来たので表題修正
9. CIなども通り、マージされました。
完走した感想
過去にはGemini CLIというGoogle公式のOSSにプルリクエストを送ったことがあったのですが、その時はp1(最重要)が付きましたが中の人間に一切見られることなく、「help wantedがついてないから閉じるね」のbotのメッセージの後、閉じられました。その苦い経験があったので今回の件は素直に嬉しかったです。Contributorsの中に自分の名前が載っているのが正直信じられません。
Unslothは、ローカルLLMに触れたことがあるなら一度は見る名前のいわば大手です。規模も大きく、そこに翻訳という形ですが貢献できたことは非常に誇らしい気持ちになりました。
またどこかのOSSにプルリクエストを送ることがあるかはわかりませんが、この経験を糧にこれからも貢献できていければと思います。
あと、全部ブラウザで済んでしまったのが正直面白いです。皆さんもChromeを使っているなら右上になにかがいると思うので、ぜひ使ってみてください。今後のOSS文化の益々の発展を願っています。

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