Tsukutta

架空のショッピングができるサイトを作った話

開発背景・プロセス・感想

pall.mall2026年6月28日公開
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FantaCart | 架空のショッピング・お買い物体験

開発背景

ECサイトでの買い物が手軽なストレス解消として定着した結果、気づかないうちに浪費が習慣化してしまう人が増えている。「欲しいものをカートに入れて、注文して、届くのを待つ」—この一連の体験が持つ快感は本物だが、その代償として財布は着実に傷んでいく。

このジレンマに対して思ったのは、「お金を使う部分だけを取り除けばいいのでは」ということだ。支払いも配送も発生しない、完全なフィクションのECサイト。それが FantaCart のアイデアの出発点だった。

開発プロセス

技術スタックは Next.js(App Router)/ Supabase / Vercel で固め、すべて無料枠で運用できる構成にした。Claude Code に PRD(要件定義書)を渡して実装を依頼するスタイルで進めた。

商品データは AI が生成した架空ブランドの架空商品を約 3,000〜5,000 点収録。実在ブランドは一切使わず「実在しそうだが実在しない」クオリティで揃えた。レコメンドエンジンはルールベースで自前実装し、閲覧・購入履歴からタグスコアを加算してパーソナライズする仕組みにした。

配達追跡画面はリアル地図 API を使わず、SVG で描いた架空の街並みに配達員アイコンが動くアニメーションで演出。「お急ぎ便」を選べば数分で配達完了まで体験できる。

なお、クレジットカード番号などの実決済情報の入力欄は設計上存在しない。支払いは初期付与の仮想残高(FantaPay)のみで、フッターと配達完了画面にはシミュレーションである旨を明記している。その後も、アクセスすると1日に1回スロットが回り、ポイントをもらえる機能等を実装した。

自分で使ってみた感想

正直、思っていた以上に「買い物した感」が出た。カートに商品を積んでいく楽しさ、注文確定後のステータスが変わっていくドキドキ感、配達アニメーションの妙なリアリティ—これらが合わさって、財布へのダメージゼロなのに確かな満足感がある。

「浪費をやめたい」というより、「お金を使わなくても買い物の楽しさって再現できるんだ」という気づきが得られた。ストレス発散のために EC サイトを開いてしまう人にとって、罪悪感のない出口の一つになれると思っている。ただ、それでm

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