実際に使ってみる

賽ノ河原
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石を積んで、崩されて、また積む。 そんな賽の河原をモチーフにしたブラウザゲーム『賽ノ河原』を作りました。 最初にできることは、ほとんどありません。目の前にある河原で石を積む。それだけです。 けれど、積み続けていると少しずつ状況が変わっていきます。地蔵が増え、功徳が貯まり、時間が流…
実際に使ってみる

賽ノ河原
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石を積んで、崩されて、また積む。
そんな賽の河原をモチーフにしたブラウザゲーム『賽ノ河原』を作りました。
最初にできることは、ほとんどありません。目の前にある河原で石を積む。それだけです。
けれど、積み続けていると少しずつ状況が変わっていきます。地蔵が増え、功徳が貯まり、時間が流れ、やがて最初の画面からは想像できないような河原になっていきます。
## 『賽ノ河原』はどんなゲーム?
『賽ノ河原』は、石を積み続けながら河原を変化させていく、ブラウザで遊べるゲームです。
スタート直後の河原には、ほとんど何もありません。画面下にある「積む」を押すと石が増え、そこから少しずつゲームが動き始めます。
ただ数字を増やすだけではなく、進めていくことで新しい地蔵が現れたり、功徳という別の値が増えたりします。一定まで進むと、それまでとは違う選択肢も見えるようになります。
そして、この河原では時間そのものも流れていきます。
10年、100年、1万年と進み、普通のゲームではまず見ることのないような時間まで進んでいきます。
## 石を積んでも、ずっと残るとは限らない
このゲームでは、積み上げた石がそのまま永遠に残るわけではありません。
画面の下には「鬼の気配」があり、河原には「崩されれば無常になる」というルールがあります。
せっかく積んだものが失われる可能性がある。それでも、また積み直します。
この「増やして終わりではない」という部分は、『賽ノ河原』を作るうえで残したかった要素のひとつです。
効率よく数字を増やすだけなら、もっと単純な放置ゲームにもできます。ただ、それでは賽の河原を題材にする意味が薄くなります。
積むことそのものと、積み上げたものが失われること。その両方がゲームの中に存在しています。
石を積み続けていると、河原にはさまざまな地蔵が現れます。
最初に見える石地蔵だけではなく、進行に応じて水子地蔵、延命地蔵、六道地蔵などが解放されていきます。
地蔵にはそれぞれ違った役割があり、石を積む速度や功徳の増え方などにも変化が出てきます。
最初は1つずつ石を積んでいた河原が、進行するにつれてかなり違う状態になっていきます。
実際、今回のプレイ画面では、序盤では石がほぼ存在しなかった河原が、長く進めると数千万単位の石と多数の地蔵が存在する場所まで変化しています。
「何もなかった場所がどう変わっていくのか」を眺めるのも、このゲームの遊び方のひとつです。
ゲームを進めていくと、石とは別に「功徳」が貯まっていきます。
そして一定まで進むと、「輪廻」という仕組みが登場します。
輪廻では、これまで積んだ石や呼び出した地蔵などを河原に置いていく代わりに、次の生へ進むことができます。
ただし、そこで何を持っていけるのか、どんな願いを選ぶのかによって、その後の進み方も変わります。
積み上げたものを維持し続けるゲームではなく、一度手放して次へ進む選択肢が存在する。この仕組みも『賽ノ河原』の中心に置いています。
輪廻については仕組みを書き始めるとかなり長くなるので、別の記事で詳しくまとめる予定です。
『賽ノ河原』には、通常の進行とは少し違った条件で現れる要素も入れています。
たとえば「丑三つ時」「煩悩」「月待ち」「六地蔵」など、ゲーム内にはいくつか意味ありげな名前が存在します。
条件を最初から全部公開してしまうと探す意味がなくなるため、ここでは詳細までは書きません。
数字を増やすことだけを目標にせず、「これ、何か条件があるのでは」と考えながら触ってもらえるような部分も残しています。
普通に進めるだけでも遊べますが、気になるものがあれば少し違う行動を試してみてください。
隠し要素については、完全な答えではなく「ヒントだけをまとめた記事」も別途作る予定です。
開始直後の『賽ノ河原』は、かなり静かです。
石もほとんどなく、地蔵もなく、ただ河原と月があるだけです。
ところが長く進めていくと、画面には大量の石や地蔵が並び、功徳の値も大きくなり、経過時間は億年単位まで伸びていきます。
今回のプレイでは、時間は255億年まで進みました。
ここまで来ると、開始直後の「石を1個積む」という行為と、画面全体で大量のものが動いている状態が、ほとんど別のゲームのように見えてきます。
ただ、やっていることの根本は変わっていません。
石を積む。
それをひたすら続けた結果として、河原そのものが変化していきます。
ゲーム内では、日本語のほかにEnglish、繁體中文、简体中文、한국어へ切り替えられるようにしています。
また、環境音と効果音の音量、演出の強さ、数字の表記方法なども設定から変更できます。
数字については「万・億・兆」のような日本語表記と、「1.2e8」のような指数表記を切り替えられます。
後半になると扱う数字がかなり大きくなるため、好みに合わせて表示方法を変えられるようにしました。
演出についても、そのまま・控えめ・なしから選べます。長時間遊ぶ場合や、画面の揺れなどを減らしたい場合には設定から変更できます。
もともと作りたかったのは、「積み上げる行為そのもの」をゲームにしたものです。
一般的な放置ゲームでは、数字が大きくなるほど達成感があります。『賽ノ河原』にもその要素はありますが、それだけではなく、積んだものが崩れたり、輪廻で手放したりする仕組みを入れています。
賽の河原という題材には、「積む」という分かりやすい行為と、「積んでも崩される」という性質があります。
そこから、石を積むクリックゲームとして始まり、地蔵、功徳、輪廻、長い時間という仕組みを少しずつ追加していきました。
その結果、開始直後はかなり単純なのに、進めるほど画面もルールも変化していくゲームになりました。
最初から効率や攻略を調べなくても、『賽ノ河原』は進められるようにしています。
最初は、とりあえず石を積んでみてください。
何かが解放されたら、それが何をするのか確認して、また積む。それを繰り返していくと、最初は何もなかった河原が少しずつ変化していきます。
攻略記事、輪廻の仕組み、隠し要素については、今後Tsukuttaでも順番にまとめます。
まずは、何もない賽の河原から始めてみてください。
