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クレジットカード明細を見ても、お金の使い道がすぐ分からない。その小さな不便を解消するため、コーディング未経験からAIと一緒に家計分析Webアプリを作りました。
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クレジットカードの明細を見ても、「今月、結局何にいくら使ったのか」がすぐには分かりません。
カード会社の明細には日付、利用先、金額が並んでいますが、食費、交通費、ネット通販、サブスクリプションなどの内訳を把握するには、自分で家計簿へ入力したり、表計算ソフトで整理したりする必要があります。
そこで、クレジットカード明細を読み込むだけで、お金の使い道を自動で整理・可視化できるWebアプリ「クレカのつかいみち」を作りました。
月別支出、カテゴリ構成、利用先ランキング、最近の利用明細などを、できるだけシンプルに確認できるようにしています。
きっかけは、自分自身のクレジットカード明細を整理したかったことです。
家計簿アプリはすでに多くありますが、口座やカードを外部サービスへ連携することには少し抵抗がありました。一方で、明細を毎回手作業で入力するのも続きません。
そこで、次の条件で自分が使いたいものを作ることにしました。
私はエンジニアではありません。
コーディング経験もほとんどない状態から、ChatGPTやCodexを活用して企画、設計、実装、テスト、公開まで進めました。
自動分類では、ネット通販、交通費、飲食店、ガソリン、サブスクリプションなどを判定します。
ただし、利用先名だけでは判断できない取引もあります。そのような明細を無理に誤ったカテゴリへ入れるのではなく、分からないものは「その他」に残す方針にしました。
利用者がカテゴリを修正した場合は、その結果を次回以降の分類へ反映できるようにしています。
PC版を整えた後、スマートフォンで確認すると、横スクロールが発生したり、グラフが見切れたり、上下のメニューが隠れたりと、多くの問題が見つかりました。
一度に全ページを直そうとして何度もレイアウトが崩れたため、最終的にはページごとに原因を確認し、少しずつ修正しました。
特に、利用明細はPCでは表形式、スマートフォンでは縦型のカード形式に切り替えています。
最も苦労したのは、見た目を作ることよりも、「実際の明細を正しく扱うこと」でした。
同じ日付、同じ利用先、同じ金額の取引でも、別々の決済である場合があります。単純な条件で重複判定すると、正常な取引まで削除されてしまいます。
また、Amazon、交通系サービス、サブスクリプションなど、明細に表示される名称だけでは用途が判断しづらいケースも多くありました。
AIに修正を依頼すれば一度で完成するわけではなく、次の反復が必要でした。
非エンジニアでもAIを使えば開発はできます。ただし、何を作るか、何を正しい状態とするか、どの変更を採用するかは、人間が判断し続ける必要があると実感しました。
現在は、カード会社から取得したCSV形式の明細に対応しています。
一方、カード会社によっては、スマートフォンからPDF形式でしか明細を取得できない場合があります。今後は、プライバシーを守りながらPDFをブラウザ内で読み取る方法を検討したいと考えています。
そのほかにも、対応するCSV形式の拡大、自動分類ルールの改善、初めて使う人向けの案内強化などを進める予定です。
現在、実際のカード会社ごとのCSV形式や、自動分類の精度を確認するため、テスターを募集しています。
試していただける方には、特に次の点を教えていただけるとうれしいです。
読み込めなかったCSVや誤分類があっても、それ自体が重要な検証結果になります。
非エンジニアがAIと一緒に作った、まだ改善途中のアプリです。実際に触っていただき、率直な感想をいただけるとうれしいです。